山の廃校に新たな価値創造を「カワイリバースプロジェクト」

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山の廃校に新たな価値創造を「カワイリバースプロジェクト」

環境・地域・文化 山の廃校に新たな価値創造を「カワイリバースプロジェクト」 過疎化が進行するこの地域に、廃校となった小学校の施設活用を通して、新たな価値を創り、持続可能な地域・社会を

平成27年3月、142年間の歴史に幕を閉じ廃校となった福知山市立川合小学校の再生を通じて、持続可能な地域を実現します。
川合地域は過疎高齢化が急速に進むとともに小学校の施設利活用も進まず、迫りくる施設の老朽化に対して無策であり、このままでは住民のコミュニティの場であり、心の原点ともいうべき場が失われてしまう状態です。今回本事業で、貴重な地域資源でありシンボルであるこの川合小学校を、地域で暮らし続けている人と新たな住民、そして川合地区出身者、大学、企業等が共に力を結集し、新しい視点で活用をしていきます。

達成率

1

達成金額:
103,000
目標金額:
10,000,000

残り125時間59

プロジェクト概要

実施期間

2021年11月10日〜2024年3月31日

目標金額

10,000,000 円

寄付方法

寄付の申し込みをこちらからお願いします。
http://www.plus-social.jp/donation.cgi?pjid=119
        ⬇︎
・クレジットカード
・郵便振替 京都地域創造基金寄付口座 00930-4-312262
      通信欄に「カワイリバース」と記入ください。
・銀行振込 GMOあおぞらネット銀行 てんき支店  普通 9507255 
      ザイ)キヨウトチイキソウゾウキキン カワイ

※いずれの方法も必ず事前にお申し込みをよろしくお願いします。
(領収書の発行や、適切に皆様のご寄付を寄付先へお届けするために必要です。)

事業の背景

旧川合小学校は140年余りの歴史を持つ、地域にとって貴重な資源です。
平成27年統廃合により廃校となりましたが、それまではこの旧川合小学校が子どもたちや地域住民の暮らしの中心にあり、様々な想い出とともに心の拠り所でした。しかし今では校舎も傷みはじめ、このままでは朽ち果ててしまう状況にもなりかねません。
一方川合地区には小学校のように大勢の住民が集える場所はなく、過疎高齢化の進行とともに地域の活力が失われていきつつあります。また廃校により子どもたちはスクールバスでの通学となり、地域でその笑い声を聴くことも減っていき、学校から子どもだけではなく未来への希望も消えようとしています。
私たちはこの現状を打破するために、住民はもとより大学や企業、全国各地の川合出身者とともに、「川合小学校」という施設と環境を活用し、新たな川合の価値を創造することを目指します。
現在、自然に親しみながら人格形成を目指す幼児教育事業者とのコラボや、小学校という舞台だからこそできるダイバーシティやインクルージョンを意識した新たな防災、避難所の在り方、地域にあった再生可能エネルギーの研究などを計画しており、多くの皆さまの協力のもと、実現に向けて努力していきたいと考えています。

事業の目的

私たちはこの施設の活用を1つの事業のみで成立させることは不可能と考えています。
そこで、「川合がいつまでも川合であるために」という基本理念のもと脈々と続く川合の歴史に新しい価値が融合し新たな魅力を持つ川合を創造するためにこの事業を設計しました。

 ★再び子供たちの声が響く場・大人が子供に戻れる場
校庭や体育館、田畑そして自然豊かな周辺の野山一帯を使ったファミリー向けの「廃校deキャンプ」を実施し、大人も子供も都会の人も地域の人も一緒になって川合の自然や小学校という施設を楽しむ時間を作る。

 ★地域住民の交流とふるさと原点回帰の場
施設の一部を地域交流スペースや川合資料館にして歴史や環境、生態系を学ぶ場を作るとともに、域外に居住する川合出身者が再び訪れたくなる仕掛けを作ることで原点回帰の場としても活用する。

 ★新しい発想・連携によるイノベーションやアート創出の場
大学や研究機関の地域研究の場を創出し、芸術を目指す若者に創造の場を提供する。

 ★新たな再生可能エネルギー&防災・避難所についてのモデルケースの発信の場
比較的大規模災害の少ない当地において、大規模災害時における新しい発想の避難所の在り方や再生可能エネルギーの研究を研究機関や事業者・行政が連携して研究する場を創造し、川合から新たな価値を発信する。

上記4項目を中心に、廃校と豊かな自然を活用し、農村だからこそできる新たなイノベーションによる地域づくりを目指します。

事業計画・スケジュール

令和4年3月まで
           ①準備期間として施設内外の清掃、不用品の廃棄
           ②川合資料館の開設準備(農具民具の地域住民からの寄付受付)
           ③廃校キャンプの試行
           ④新たな防災拠点として、モデル避難所設営を試験実施
           ⑤再生可能エネルギーへの変換

令和4年4月から 
           ①トイレ、エアコン、照明、インターネット環境等の整備
           ②川合出身者に向けた思い出の写真展
           ③虫小屋(川合に棲む昆虫の飼育観察)の建築
           ④幼児教育事業者との連携による自然体験の実施
           ⑤京阪神からの子どもたち向けキャンプの実施
           ⑥アート作品の展示スペース設置

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活動状況

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