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Cafeあずまでは、子どもから高齢者まであらゆる世代の居場所づくりをめざし、地域・ボランティア・介護事業所などが協力して定期的にカフェをオープンしています。
また、孤立や引きこもり、生きづらさを抱えた方々の支援とともに、地域の様々な団体やグループが気軽に活用できるスペースを提供しています。
一人ぼっちで困難を抱えるのではなく、みんなで生きづらさをのりこえる、地域の居場所づくりに力をお貸しください。
- 達成率
88%
- 達成金額:
- 70,305,000円
- 目標金額:
- 80,000,000円
残り289日17時間4分
事業実施団体
一般社団法人カフェあずま
プロジェクト概要
実施期間
2025年5月14日〜2026年3月31日
目標金額
80,000,000 円
寄付方法
寄付の申し込みをこちらからお願いします。
http://www.plus-social.jp/donation.cgi?pjid=176
⬇︎
・クレジットカード
・郵便振替 京都地域創造基金寄付口座 00930-4-312262
通信欄に「カフェあずま」と記入ください。
・銀行振込 GMOあおぞらネット銀行 アズキ支店 3656579
ザイ)キヨウトチイキソウゾウキキン カフエアズマ
※いずれの方法も必ず事前にお申し込みをよろしくお願いします。
(領収書の発行や、適切に皆様のご寄付を寄付先へお届けするために必要です。)
事業の背景
近年問題となっている、社会的孤立の背景は貧困の連鎖からきています。
Caféあずまには、身寄りのない単身高齢者、家庭内に居場所のない若者、奨学金返済中の社会人、ひとり親家庭、複雑な家庭環境を抱える子どもなど、多様な課題を持つ対象者が存在します。また、Cafeあずまのある京都市上京区(北野商店街・西陣地域)は、見た目には貧困が目立たないものの、実際にはさまざまな課題が潜んでいます。
地域の居場所づくりを通じて、社会的孤立のきっかけや背景を理解し、個別対応、必要に応じた公的支援への連携を行い、一人ぼっちにさせない取り組みを継続することが必要です。
現在、週間約150名の来訪者があり、そのなかでも社会的孤立や貧困問題を抱える要配慮者が存在します。
事業の目的・必要性
◆事業の目的
①地域住民同士のつながりと支え合いを強化し、社会的孤立を防止する。
・地域の居場所やイベントを通じて、住民が自然に交流できる場を提供し、孤立せず繋がる機会を作る。
・地域住民の交流・支え合いを重視し、住民自身が企画運営する居場所作りや支援活動を推進する。
②地域住民の福祉の向上を目指す
・大人の引きこもり、経済格差、貧困問題、社会的孤立へのアプローチ、子どもの成長・生活支援、奨学金支援等を通じ、安心して学び成長できる環境を作る。地域住民が安心して生活できる環境を築く。
③地域と住民の連携を推進する
・核家族化や世代間交流希薄化、行政・福祉制度の課題を、地域の自発的連携で乗り越える。
◆必要性
① 地域の居場所を中心に、孤立予防による心身の健康増進が必要。住民協働による繋がり・支え合いの裾野を広げ、知る機会作りが重要。
② 困難・課題を抱える対象者への「課題解決型支援」が必要。個別の課題に対応し、公的支援へ繋ぐアプローチが不可欠。
③ 「つながり続けること」が目的の「伴走型支援」が必要。本人の時間軸に合わせた柔軟で継続的な支援が求められる。
事業内容
◎事業実施期間
2025年4月1日 ~ 2036年3月31日
◎具体的な事業内容
(1)地域支援事業
・週6日(月~土)午前の朝カフェ、食料品・バザー用品販売
・月1回の生活相談会
・月2回の健康教室
・二ヶ月に一度、フリートーク・オープンダイアログ活用グループワーク(社会的孤立者・公的支援に繋がっていない方向け)
・災害時防災訓練等の開催
(2)奨学金事業
(3)食料支援事業
・子ども食堂(毎週)・おとな食堂
・食料配布事業:独居老人・生活困窮家庭対象。食料無償配布、栄養支援、見守り強化、個別訪問
・地域の実情・課題把握、孤立・貧困改善、住民の生命・安心・健康支援
・災害時の食料支援(炊き出し、配布)
(4)社会福祉の担い手の育成事業
・次世代の福祉担い手育成、地域福祉サービス質向上
・福祉職育成支援:実践研修によるスキル向上
・カフェスタッフ育成:実践力向上、地域福祉貢献人材育成
・研究者・学生協働:最新福祉理論・実践共有(地域課題・社会的孤立実態調査等)
◎実施地域
京都市上京区を中心に、隣接する北区・中京区・右京区の一部。(災害支援は京都市に留まらず広域対応)
◎対象者
子どもから高齢者まで幅広く、国籍・年齢性別不問。多世代交流と多様性を重視。
◎期待される成果
利用者の孤立解消、交流増加、心身の健康向上、困難を抱える方の状況改善、奨学金利用者の進学実現、地域住民の支え合い意識向上、担い手育成による地域福祉力向上など
申請事業終了後のビジョン
・人との繋がりを通じて、気軽に何でも話せる居場所空間が確保され、困った時は個別相談が受けられる社会。
・つかず離れず、そっと身近に寄り添ってくれる社会との交流が継続できる状態。
・困難を抱えていた対象者が、自身の経験を通じて「支えられていた側」から「支え手側」へ移行すること。
・子ども食堂等の利用者が、多世代交流を通じて成長・発達し、次の担い手となり事業が継続されること。
・今回行う事業が継続・波及し、カフェあずまだけでなく、別の地域や場所でも「居場所」が身近なところにできること。