みんなが集い、良い音に包まれたい!~京都ライトハウス多目的ホール AV設備改修〜

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みんなが集い、良い音に包まれたい!~京都ライトハウス多目的ホール AV設備改修〜

環境・地域・文化 みんなが集い、良い音に包まれたい!~京都ライトハウス多目的ホール AV設備改修〜 良好な音響・映像環境の下、視覚障害者と共に地域共生社会を!

「音」は、特に視覚障害のある方にとって大切な情報源であり、良好な音響環境を保つことは切なる願いです。
視覚障害者の総合福祉施設である京都ライトハウスの多目的ホールは、障害者団体・地域の方々の学習会・発表会・コンサート等に広くご利用いただいています。しかし、その音響・映像設備は、老朽化し、音が途切れたり雑音が混入するなど不具合が生じています。

音響・映像設備を一新し、良好な環境の下、視覚障害者をはじめとする利用者の皆様が同ホールに集い、共に学び楽しむ活動を一層促進し、地域共生社会の実現に貢献したいと思います。
皆様のお力添えをお願いします。

達成率

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達成金額:
0
目標金額:
5,000,000

残り1755時間56

プロジェクト概要

実施期間

2025年10月1日〜2026年3月31日

目標金額

5,000,000 円

寄付方法

寄付の申し込みをこちらからお願いします。
http://www.plus-social.jp/donation.cgi?pjid=178
        ⬇︎
・クレジットカード
・郵便振替 京都地域創造基金寄付口座 00930-4-312262
      通信欄に「京都ライトハウス」と記入ください。
・銀行振込 GMOあおぞらネット銀行
      オレガノ支店 7108302
      ザイ)キヨウトチイキソウゾウキキン ライトハウス

※いずれの方法も必ず事前にお申し込みをよろしくお願いします。
(領収書の発行や、適切に皆様のご寄付を寄付先へお届けするために必要です。)

事業の背景

社会福祉法人京都ライトハウスは、「京都に盲学生のための図書館を」という視覚障害者の願いを受け、1951年に盲人協会(現・視覚障害者協会)や盲学校が中心となって10年がかりで資金を集め、1961年に創立されました。(創設者の故・鳥居篤治郎氏が土地を提供)

7年後に現在地に移転し、視覚障害者の心のよりどころ「海なき灯台」として、点字図書館、点字出版、日常生活用具等斡旋、自立機能訓練・施設入所支援、視覚障害児発達支援事業・放課後等デイサービス、盲養護老人ホーム、デイサービス、就労支援、相談支援室などを設け、主として視覚障害のある方の自立と生活の充実を支援する各種社会福祉事業を展開しています。

併せて、地域共生社会の実現に貢献するため、地域における公益事業も積極的に展開してきました。
例えば、障害のある方と地域一般住民の方々が交流し、豊かで充実した生活を送っていただけるよう、地域社会との懸け橋となる「船岡長寿サロン」を設け、講師やボランティアの方のご支援のもと、20のサロン(サークル)が文化・芸術・健康等をテーマに多種多様な活動を行っています。そのための活動の場として、研修室・音楽室等の貸会場を設け、視覚障害者はもとより地域にも広く開放してきました。

しかしながら、京都ライトハウス本館は築21年を経て、施設・設備の老朽化・機能劣化が進んでおり、多くの利用者の皆様から、その整備・更新を求める要望が多く寄せられています。しかしながら、当法人の運営に対する公的支援が、近年、自治体等の財政事情により年々削減され、経営状況は厳しさを増しており、2024年度収支決算では、約7,000万円の赤字を計上するに至りました。このため、多額の経費が必要な施設・設備の整備は先送りせざるを得ない状況にあります。

事業の目的・必要性

京都ライトハウス本館4階の多目的ホール「あけぼのホール」は、最大200名を収容でき、障害者団体・サークル・地域の方々が学習会・サークル活動発表会・和洋の器楽演奏・コーラス会・体育活動・コミュニティ活動等に広く使用されています。また、趣旨に賛同したプロの音楽家の方が無料コンサートを開催してくださったりしています。
このように「あけぼのホール」は、視覚障害者福祉の向上を願い、活動する皆様が集うコミュニティスペースとして親しまれています。

当法人といたしましても、こうした活動を支援するため、周知広報に協力するほか、会場使用料の免除や減額措置を行ってきました。ほか、同ホールでは、視覚障害者福祉の向上にご貢献いただいた方を表彰する「鳥居賞」受賞者による記念講演、毎年秋に障害者団体・地域住民が一堂に会する「ライトハウスまつり」を開催しています。

しかし、その音響・映像設備は、館建築以来更新されておらず、音が途切れたり雑音が混入する、接続する外部機器の作動環境に適応していないなど、機能が著しく低下し、その改善を求める要望が毎年多数寄せられています。
「音」は、特に視覚障害のある方にとって貴重な情報源であり、また、音楽を楽しむ人にとって、良好な音響・映像環境を保つことは切なる願いであります。
音響・映像設備の全面更新についての必要性を痛感し、整備費用の見積を徴するなど、本格的に検討を開始しましたが、その費用の捻出に苦慮しています。空調・電気照明・機械など施設運営の基盤設備の改修案件が目白押しで、その対応にも追われる中、残念ながら、音響・映像設備の改修については先送りせざるを得ませんでした。

当法人としては、視覚障害者をはじめとする利用者の皆様が、人生の主人公として、生活の質を高め、また、地域等との関係性をより深めることにより自己実現が図れるよう、引き続き、地域共生社会の実現に貢献するため、これまで展開してきた地域における公益事業を一層推進する考えを有しています。
そのためには、良質なサービスを適切に提供し、活動環境を良好に保つことに努めたいと考えています。

障害者・関係者・地域住民が集う、ライトハウスを象徴する「あけぼのホール」の改修は、きっと私たちの活動を強力に後押ししてくれるものと確信しています。

事業内容・スケジュール

 
京都ライトハウス「あけぼのホール」における音響・映像設備改修工事(京都市北区紫野花ノ坊町11、京都ライトハウス本館4階)

以下に係る機器類の更新及び接続を行います。(既存機器撤去・処分を含む)
・音声機器:スピーカー、アンプ、マイク、ミキサーなど、音声再生・録音・調整機器
・映像機器:プロジェクター、モニター、カメラなど、映像映出機器
・記録再生機器:DVDレコーダー、デジタルビデオカメラ、メディアプレーヤーなど、映像・音声の記録・再生機器
・制御機器:リモコン、コントローラー、スイッチャーなど、機器制御機器
・その他:ケーブル、配線、マウント、スタンドなど、AVシステム周辺機器

資金調達後、本法人規程に基づき、複数見積書徴取のうえ、金額と業者を決定します。
整備工程は、ホール予約状況を確認のうえ編成しますが、所要期間は約1~2か月の見込みです。
可能であれば2025年度内、遅くとも2026年の「ライトハウスまつり」(10月下旬開催予定)までに整備を完了したいと考えています。

活動状況

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