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現在、多くの保護猫活動はボランティアの方々の持ち出しによって支えられており、支援の継続が難しい状況が続いています。また、「猫が好きでやっているのだから」「助けてもらって当然」という社会の認識が根強く、保護活動を行う人々の苦労や犠牲が理解されづらい現状があります。
私たちはその誤った構造を変え、いのちを守る活動が、誰かの善意に頼るものではなく、社会の中で正当に評価される仕組みをつくりたいと考えています。
一般社団法人いのちのきずなでは、保護猫活動を自走できる仕組みにすることを目標にしています。
- 達成率
0%
- 達成金額:
- 4,000円
- 目標金額:
- 3,000,000円
残り350日9時間27分
事業実施団体
一般社団法人いのちのきずな
プロジェクト概要
実施期間
2025年10月20日〜2026年10月19日
目標金額
3,000,000 円
寄付方法
寄付の申し込みをこちらからお願いします。
http://www.plus-social.jp/donation.cgi?pjid=179
⬇︎
・クレジットカード
・郵便振替 京都地域創造基金寄付口座 00930-4-312262
通信欄に「いのちのきずな」と記入ください。
・銀行振込 GMOあおぞらネット銀行
アメフト支店 1103358
ザイ)キヨウトチイキソウゾウキキン イノチノキズナ
※いずれの方法も必ず事前にお申し込みをよろしくお願いします。
(領収書の発行や、適切に皆様のご寄付を寄付先へお届けするために必要です。)
寄付のお願い
私どもは、京都で「NyanSuke77(ニャンスケダブルセブン)」という猫雑貨店を運営しています。
お店を始めるキッカケは、保護猫の『ハチ』との出会いでした。
この出会いをきっかけに、「自分にも何か保護猫の力になれることはないか」と思い、
約5年前にお店を立ち上げました。
しかし現実は思うようにはいかず、できたのは譲渡会のお知らせや、
里親募集の投稿など、ほんの小さな支援だけでした。
それでも、保護猫たちの現状を知るほどに、
「もっとできることがあるのではないか」と考え続けてきました。
そんな中で耳にしたのは、
保護猫団体の代表が自身の生活費まで保護猫のために使い果たし、
光熱費すら払えずに、命を絶ってしまったという痛ましいニュース。
——「助ける人を、助けられない社会」でいいのか?
そのたびに、自立して継続できる仕組みを作りたいという思いが強くなりました。
けれど、自分たちの生活がある中で、
「一人では何もできない」と前に進めない日々が続いていました。
そんなときに、身近で同じような問題が自分のもとにやってきたのです。
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全国では今も、多くの猫たちが飼い主のいないまま過酷な環境で命を落としています。
保護猫活動は、そうした命を救うために欠かせない存在ですが、
その多くはボランティアの善意と自己負担によって支えられています。
現場では資金も人手も足りず、助けを求める声に応えきれない状況が続いています。
さらに、「猫が好きでやっているから」「のら猫を拾って譲るだけだから無料でいいでしょ」「保護活動はボランティアでやるもので、利益をだすのはいかがなものか」など、本来社会問題の解決に向ける取組にも関わらず、「単に好きで取り組んでいるのだから無償でやって当たり前だ」というような誤った認識が根強く、
活動を行う人々の大変さや犠牲が理解されづらいのが現状です。
私たちは、命を守る活動が“好きでやる善意”に依存する構造を変え、
社会の中で正当に評価される仕組みをつくる必要があると考えました。
新しい一歩を、京都から
その思いを強くしたのは、ある保護猫シェルターが継続できなくなり、
その相談が私たちのもとに届いたことがきっかけでした。
目の前の命を救う場所がなくなってしまう——
その現実を前に、
「支援の形そのものを変えなければならない」と強く感じ、
私たちは一般社団法人を立ち上げる決意をしました。
私たちが目指すもの
幸い、私たちには、これまで数年間続けてきた猫雑貨店「NyanSuke77」と、
保護猫『ハチ』のキャラクターデザインとグッズがあります。
これらを活かし、卸売展開を通じて、
これまで1店舗だけでは届かなかった支援の輪を、全国に広げていきます。
また、この卸売やネット販売などの一部作業を、
障がいのある方々にお仕事として手伝っていただく
保護猫シェルター併設の就労継続支援B型事業所を立ち上げることで、そこで働く障がい者自身の仕事が、一緒にいる保護猫たちの助けとなる実感を得れる仕組み、又それらの収益が安定的な保護猫事業の運営を実現します。
こうした仕組みを通して、
働くスタッフ、関わる障がい者の皆さん、
販売に協力してくださるお店の方々、
そして商品を手に取ってくださるお客様——
この活動に関わるすべての人が、
保護猫支援と障がい者福祉という2つの社会課題に力を注ぐことができる
共生の循環を生み出します。
あなたの力が、未来をつなぐ
もちろん、私たち自身も融資を受け、計画的に運営していきます。
ですが、この仕組みを確立させるためには、
まず立ち上げを支える力が必要です。
どうか、最初の一歩を共に支えてください。
一人ひとりのご支援が、猫たちの命をつなぎ、人と人をつなぐ力になります。
事業内容
⚫︎保護猫シェルター事業
運営の基盤としては、就労支援事業及びNyanSuke77事業の柱を元に運営する主軸事業の為、その2柱の安定運営が重要となる。と共に、目的実現の為、同時進行的に進めていく。
2025年8月~12月
施設開設までの契約、第2種動物取扱業申請等の検討や近隣の保護活動家や保護猫団体への周知や保護猫ボランティアの募集等の準備期間
2025年12月
京都市伏見区にて保護猫シェルターを開設(就労支援事業所併設)
(南区保護猫シェルター崩壊現場からの受入、地域ねこ崩壊現場からの受入れ、保護猫団体からの受け入れ予定)
譲渡先見守りサービスのリリース、運用開始
保護猫譲渡開始
2026年1月
毎週開催可能な譲渡会場サービスを同施設にて保護猫団体や保護活動家に向けてリリース及び譲渡先見守りサービスのリリース、運用開始又保護猫譲渡開始
将来的に、シェルター併設就労支援事業所を増やし、保護猫収容数を拡大。又、譲渡範囲の拡大により譲渡数増加、譲渡困難な猫や看取り要の猫の為の終生飼育を目的とした大型保護猫シェルターの開設を行う。
上記効果として、保護猫譲渡情報の発信基地とし、高齢者まで譲渡可能な環境をつくることで譲渡数の拡張、又、同様の施設を作る事で保護可能頭数を増数、各保護猫活動家や団体が抱える子猫時期に譲渡機会を逃した成猫を引き受けることで、子猫シーズン時の団体の受入れを1頭でも増やすことで各活動家や団体の譲渡数増加に繋げる。
⚫︎就労支援事業
2025年7月~8月
就労支援B型事業所開設に向けての事前相談
2025年8月
京都市伏見区にて事業所物件を契約
2026年2月
就労支援B型事業所にゃんず・ふぁくとりーを京都市伏見区にて開設
保護猫シェルターが併設しており、利用者さんも利用時間終了後に触れ合えたりできることや、利用者さんの携わる仕事の結果が保護猫シェルターの運営に繋がるので、社会問題の取組に繋がることで自分たちの社会的価値に気付き、自己肯定感につながる。
⚫︎NyanSuke77事業
2025年9月
個人事業から事業承継にて社団法人の所有へ
2025年10月
卸売事業開始(一般小売店、保護猫カフェ、高速道路セブンイレブン、ホテル売店などに展開予定)
2025年11月
LOVERYにゃんフェスタIN大阪へ出店
その他、地域保護猫イベントなど出店予定
2026年2月
LOVERYにゃんフェスタIN東京へ出店
さくらみみの『ハチ』がお店のキャラクターであるNyanSuke77の運営を行うことで、保護猫の周知や里親募集支援、見守りサービスの受付や、譲渡受付など保護猫活動に寄与しながら、営利部門として収益を保護猫シェルター等の活動拡大に充てることが出来る。
上記の事業を通じて、障がい者の社会参画や独居高齢者の地域社会との希薄化、保護猫問題等の地域社会で起こる問題を包括的に取組むことで、持続可能な人と猫が共生する社会を実現する。


