がん基金

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医療・高齢者/障がい者福祉 がん基金 ~頭頸部のがん患者のための活動やピアサポート活動を支援する~

頭頸部のがん、特に顔や嗅覚、視覚等に関わるがんは、個人のアイデンティティや、他者との共感やつながりを支える感覚器の働きを奪い、これによって、患者は孤独感が増してしまうことがあります。一方でそのような希少部位のがん患者へのサポートは十分とは言えません。
 この基金では孤独感を抱えている患者さんに新しいつながりを作り出せるような活動、生活の質を高めるための活動を支援します。

達成率

55

達成金額:
548,077
目標金額:
1,000,000

残り3384時間9

プロジェクト概要

実施期間

2015年10月1日〜2025年3月31日

目標金額

1,000,000 円

寄付方法

・インターネットからのお申込。
http://www.plus-social.jp/donation.cgi?pjid=42
・郵便振替 京都地域創造基金寄付口座 00930-4-312262
      通信欄に「がん基金」と記入ください。
・銀行振込 京都信用金庫 本店 普通 2136331 公益財団法人京都地域創造基金

※いずれの方法も必ず事前にお申し込みをよろしくお願いします。
(領収書の発行や、適切に皆様のご寄付を寄付先へお届けするために必要です。)

過去の支援先

頭頸部がん 患者と家族の会 Kyoto
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しまうまサークル@関西
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京都ワーキング☆サバイバー
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京都がん医療を考える会
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助成の詳細は下の活動状況をご覧ください。

活動状況

支援先を決定しました。2023.9.1

助成先:京都がん医療を考える会
事業名:がん患者さんのための医療用ウィッグ助成事業
助成額:36万円
事業概要:
  京都府では、2019年のデータによると、乳がん患者の多くが脱毛を経験し、ウィッグを必要としています。しかし、ウィッグは医療費助成の対象外であり、京都府は助成金制度を持っていません。コロナ禍の中、がん患者の支援活動が制限される中、非営利組織はがん患者のための集まりを継続しており、経済的な困難を抱える患者への支援が重要であることが強調されています。
  ウィッグ購入の助成は、経済的な負担軽減と精神的なサポートを目的としています。また、ウィッグレンタルシステムの導入も計画されており、将来的には患者のニーズに応えるための継続可能な支援体制の構築を目指しています。
 本事業によるウィッグの助成の対象は京都府在住のがん患者で、初年度は30名を対象に、1人あたり最大10,000円の助成を行う予定です。

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がん基金報告会を開催しました。2016.11.28

2015年9月に支援を決定した3つの団体による報告会を開催しました。それぞれの団体が1年間でどのようなことに取り組み、誰のために活動してきたか、そのためにどのような工夫をしてきたか。また、これからどんなことをしていくかというお話を伺いました。

特に印象的だったのは、
・希少な部位のがんであるために、悩みを打ち明ける相手が見つからず苦しんでいた人が、患者会の存在を知って居場所を見つけられた
・治療中も、治療後も先のことがわからず、生きた心地がしないが、患者会で先輩の話を聞くことで気持ちが明るくなった
・がんになったというだけで「仕事の継続が難しくなり、収入が減り、治療のために支出が増えてしまう」というイメージを持つ人がいるが、そのような人の相談にのり、前向きになってもらうことができた
といったお話でした。

当日は寄付者、選考委員の他に自治体の担当課の方や、他のがん患者会の方にもお越しいただき、報告会後には参加者同士で、がんの中でも特に希少ながんにかかってもよく生きられるようにする社会づくりについて議論が行なわれました。

がん基金は引き続き「がん患者と家族がより生きやすい社会を作る」ためにご寄付をお願いしていきます。

支援先を決定しました。2015.9.18

助成先:頭頸部がん患者会・kyoto
事業名:頭頸部がん患者会・kyoto設立
助成額:30万円
事業概要:
頭頸部がんの患者やその家族の交流、情報交換などを目的とした患者会を京都に設立する。患者や家族にとって、安心して悩みや不安を語り合い、情報を交換することで、生活の質を高める機会を提供し、患者や家族がよりよく生きていく一助になることを目指す。
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助成先:しまうまサークル@関西
事業名:患者会活動(ピアサポート)
助成額:10万円
事業概要:
神経内分泌種(NET)の患者会を運営する。患者自身が病気について正しい知識をもち、同じ病気に苦しむ仲間と親睦をはかり、医療関係者とともに生活の向上を目指す。
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助成先:京都ワーキング☆サバイバー
事業名:京都ワーキング☆サバイバー設立・運営
助成額:10万円
事業概要:
働く世代のがん患者は、がん治療だけでなく就労など様々な悩みを抱えている。そのような患者が悩みや情報を共有し、いきいきと働けることを支援する。また将来的には就労をサポートすると共に、事業者や医療関係へ患者の声を届け、がんになっても働ける環境づくりを目指す。
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