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祇園祭の山場となる宵山行事期間中は、多くの夜店・屋台が広範囲に立ち並び、国内外から多くの来場者が訪れます。しかし、来場者数に比例して課題となるのが大量の廃棄物であり、環境負荷が大きくかかっていました。
そこで、祇園祭の宵山期間において、リユース食器の導入などの活動を通した環境負荷の低減を実現し、リデュース・リユースの2Rをキーワードとした社会システムづくりを全国に発信します。
- 達成率
85%
- 達成金額:
- 4,225,424円
- 目標金額:
- 5,000,000円
残り116日11時間53分
プロジェクト実施団体
こんな社会を実現します!
現在の社会システムは、大量生産・大量消費・大量廃棄からのシフトができておらず、環境負荷の低減が課題となっています。
そこで、日本を代表する祭りである祇園祭において、宵山期間のリユース食器の導入を主とした環境対策活動を実施し、祇園祭における環境負荷の低減のみならず、リデュース・リユースの2Rの視点をキーワードとした社会システムの構築を実現します。
プロジェクト概要
実施期間
2024年5月1日〜2025年3月31日
目標金額
5,000,000 円
寄付方法
寄付の申し込みをこちらからお願いします。
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・郵便振替 京都地域創造基金寄付口座 00930-4-312262
通信欄に「祇園祭ごみゼロ大作戦」と記入ください。
・銀行振込 京都信用金庫 本店 普通 2225868 公益財団法人京都地域創造基金
事業の背景
祇園祭の山場となる山鉾巡行前の宵山行事期間中は、多くの夜店・屋台が四条烏丸を中心に広範囲で立ち並び、国内外から多くの来場者が訪れます。しかし、来場者数に比例して課題となるのが廃棄物であり、可燃ごみの量は増える一方で、環境負荷が大きくかかっています。
事業の概要
祇園祭の宵山期間におけるリユース食器導入を主とした環境対策活動を通じて、祇園祭における環境負荷の低減のみならずリデュース・リユースの2Rをキーワードとした社会システムの構築を実現します。
現在は大量生産・大量消費・大量廃棄の社会システムからのシフトが図られておらず、依然として環境負荷の低減などの視点が欠けている状態です。
日本を代表する祭りである祇園祭において、2Rの視点を導入した具体的な取組を実施し、全国に発信し、祇園祭をごみゼロに結びつけると同時に、2R優先の持続可能な社会を実現します。
事業の実績
2014年に祇園祭の夜店や屋台の協力のもと、約21万食分の使い捨て食器をリユース食器に切り替える活動を展開しました。当日、2000名のボランティアスタッフと共にエコステーションの設置、ごみの分別作業等を行い、一昨年60トンだった可燃ごみを34トンにまで減量することができました。来場者が増加する中、大幅なごみの減量に成功しています。
リユース食器の効果
リユース食器を使用することで、使い捨て容器のごみが削減できることはもちろん、繰り返し使用すればするほど二酸化炭素排出量、エネルギー、水などの使用量を削減することにつながります。
ライフサイクルアセスメント(LCA)の結果、リユースカップの使用回数による環境負荷の低減効果は、固形廃棄物は4.7回以上、二酸化炭素排出量は2.7回以上、水消費量も2.7回以上、エネルギー消費量は6.3回以上再利用すると紙コップよりも環境負荷が低減されるという結果が出ています。
また、サッカー場における一試合当たりの環境負荷量の削減率をみると、紙コップをリユースカップに置き換えることで、固形廃棄物が16.6%、NOxが10.9%、SOxが16.0%、二酸化炭素(CO2)が29.2%削減できます。また、水消費量は9.0%、エネルギー消費量が15.0%削減できます※。