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2015年から2017年にかけて5つの小劇場が閉館し、小劇場文化が途絶えてしまう危機的な状態を受け、私たちは、皆様のご協力をいただきながら劇場を建設するというプロジェクトを行ってきました。劇場「THEATRE E9 KYOTO」は、皆様のおかげをもちまして、2019年夏劇場に開館することができました。これまでもご支援をいただきました皆様、関係各位に深く御礼を申し上げます。「100年続く劇場を!」目指し、これからも、皆様に愛され続ける劇場として努力を重ねてまいります。100年続く劇場にするために、引き続きご支援をよろしくお願いいたします。
私たちは、京都小劇場閉鎖により失われた表現者の上演の機会と観劇の機会をつくり、芸術都市をかかげる京都から舞台芸術に携わる人材が育たなくなるという状況をなくします。京都市がかかげる、「芸術」と「若者」をキーワードにした、都市開発の先駆けとなる場所として地域とともに事業展開をこれからも続けていきます。
本事業を通じ、アーティストにとっては作品をじっくりと作り込める創造性あふれる施設を目指すとともに、来訪者や地域住民との交流を重ね、ここを演劇文化の研究・創造・発表をする拠点に育てていきます。そして、京都駅東南部エリアの活性化に向けた取組と連携し、さらに2023年に崇仁地域に移転する京都市立芸術大学とも連携しながら、京都駅界隈の文化・芸術を核とした地域の活力向上するような社会を実現します。
- 達成率
61%
- 達成金額:
- 4,273,909円
- 目標金額:
- 7,000,000円
残り168日2時間31分
プロジェクト実施団体
2021年度ご報告
新型コロナウィルスの影響により、計8本の公演が中止もしくは延期となりましたが、43本の公演を開催することが出来ました。
主催事業8本/共催事業4本/提携及び貸館公演31本
来場者数:7317名 E9サポーターズクラブ:84名
2022年度ご報告
コロナ禍となり3年目の2022年度は、47本の公演を開催することが出来ました。
主催事業12本/共催事業6本/提携及び貸館公演27本/京都府文化団体等活動継続支援事業2本
来場者数:8,611名 E9サポーターズクラブ:79名
<劇場公演以外の事業>
2022年12月 文化庁令和4年度地域文化倶楽部(仮称)創設支援事業として「E9パフォーミングアーツクラブ」を実施。
地域の公立中学校と連携し、公募により集まった子ども達とオリジナル舞台芸術作品を創作・発表した。
THEATRE E9 KYOTOについて
株式会社八清が所有する土地建物を一般社団法人アーツシード京都が賃貸し、
リノベーションを行い2019年6月に開館した劇場
所在地:京都府京都市南区東九条南河原町9− 1
プロジェクト概要
実施期間
2021年12月16日〜2025年3月31日
目標金額
7,000,000 円
寄付方法
寄付の申し込みをこちらからお願いします。
http://www.plus-social.jp/donation.cgi?pjid=75
⬇︎
・クレジットカード
・郵便振替 京都地域創造基金寄付口座 00930-4-312262
通信欄に「アーツシード京都」と記入ください。
・銀行振込 京都信用金庫 本店 普通 3048880 公益財団法人京都地域創造基金
事業内容
2023年度も演劇・ダンス等の舞台芸術作品を中心に、ジャンルを横断した演目など様々な上演を予定しています。
創造発信型の劇場として、舞台芸術作品を共に創造するアソシエイトアーティスト制度を行っています。
第1期[2020-22年度] 村社祐太朗(新聞家)
第2期[2021-23年度] 捩子ぴじん(neji&co.)
第3期[2022-24年度] 穴迫信一(ブルーエゴナク) 福井裕孝
また、地域に根ざした劇場として、劇場での舞台芸術公演以外にも、地元イベントへの参加や地域と連携した事業を実施するなど、様々な活動を続けていきます。
事業計画
2023年度公演内容
主催事業13本/共催事業6本/提携及び貸館公演21本
THEATRE E9 KYOTO公演一覧に詳細プログラムがあります。ぜひご覧ください。
https://askyoto.or.jp/e9/program/
期待される成果
THEATRE E9 KYOTOが京都の民間小劇場として運営を継続することで、2015年から2017年にかけて閉館した5つの小劇場の役割の一部を担うことができます。
公演機会の提供・人材育成・地域交流・国際交流などの事業が可能になります。
年間プログラム数はおよそ40演目程度を予定しています。
年間の動員数は、10,000人規模と思われます。
コロナ禍において実施されていた制限の緩和・撤廃や公演中止の可能性が少なくなったことで、動員も回復傾向にあり、
劇場利用者や、2階に併設されるコワーキングスペースを含むと、のべ15,000人をこえる人の流れを生むことが予想されます。
京都市が打ち出す「京都駅東南部エリア活性化方針」では、東九条エリアを対象に、「若者」と「芸術」をキーワードとしたまちづくり方針が打ち出されています。私どもは、完全に民間のプロジェクトですが、劇場という文化施設及び事業を通じて、町の賑わい創出や、アートによるまちづくりの一助となれればと考えています。
また、劇場2階のコワーキングスペースに通うビジネスマンを対象に、E9アートカレッジを開講し、参加者自身による新作の演劇公演を継続的に実施しています。
今後もアートと経済が化学反応をおこすような創造拠点として、発展していきたいと考えています。
ビジョン
1,劇場年間プログラム
毎年度、40程度の舞台芸術を中心としたプログラムをつくります。
2,アーティスト支援
アーティストの創造環境をサポートします。
3,社会包摂事業
主として舞台芸術を通じて、子ども、高齢者、性的マイノリティ、障害者の方などとの
交流事業や、 ワークショップ、鑑賞会などを実施いたします。
4,地域との交流事業
地域に根ざす芸術活動と協働プロジェクトを行います。
5,E9サポーターズクラブの創設
低価格で年間フリーパスチケットを販売し、「観劇することが支援」というコピーで、
なるべく多くの作品を楽しんでいただけるような仕組みをつくります
6,アートスクール事業
アートに馴染みのないビジネスマンへの講座や、実演家・学生・子どもにむけての
レクチャーやワークショップを行います。
7,国際交流事業
アジアやヨーロッパのアーティストとの交流事業を行います。
8,ひらかれた広場
劇場1階に併設されるカフェや、ロビーは常に開放し、市民の憩いの場として
活用いただけるように いたします。