京都探求学習支援基金〜Incline Fund〜

実施期間

2024年6月11日〜2025年3月31日

目標金額

500,000 円

寄付方法

寄付の申し込みをこちらからお願いします。
http://www.plus-social.jp/donation.cgi?pjid=99
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・クレジットカード
・郵便振替　京都地域創造基金寄付口座　00930-4-312262
　　　　　　通信欄に「インクラインファンド」と記入ください。
・銀行振込　京都信用金庫　本店　普通　1993147　公益財団法人京都地域創造基金
　　　　　　可能であれば「インクラインファンド」と付記ください。

※いずれの方法も必ず事前にお申し込みをよろしくお願いします。
(領収書の発行や、適切に皆様のご寄付を寄付先へお届けするために必要です。)

事業の背景

　私たちまちとしごと総合研究所は、京都市の指定管理施設である伏見・下京・東山のいきいき市民活動センター運営を通じて、多くの若者・学生の活動を生み出すプログラムや活動支援を教育機関と連携しながら展開してきました。そんな中で若者世代がまちで挑戦する際に改めてキーワードになってきたのは「若者の挑戦を応援するお金のあり方」でした。

・調査から見えてきたこと
2019年に「若者目線からつくる助成金・補助金の再設計のための調査」を実施し、以下のような声が聞かれました。

【若者の声】
・約4割が「お金を使い切れない」「地域や社会から応援されている実感がなかった」
・「助成金をとったらいいと言われるが、とると何が起こるのかは教えてくれない。」
・「清算になると急にいろいろ言われて困った」
・「高校がお金を受けることができないので、大人の取組みに混ざりやっている」

【教育機関の声】
・高校生が得た収益を受け取ることが難しい
・提案だけでなく実際にやらせてあげたいが、自由に活用できる活動経費がない
・講師をもっと招きたいが予算がそこまでとれない
・行政の助成金の公募期間と高校生の授業スケジュールがあわない

　これらの課題に対して、「若者の目線から助成事業を再設計してみる」をコンセプトとした伏見区の若者にしぼった実験的な助成事業、「インクラインファンド伏見」を実施しました。
　以降順次、よりよいあり方へ発展改善しながら、対象エリアを広げています。

事業の概要

1,個人の課題意識や問題意識から取り組む学習活動や、試験的な取り組みを応援する「実験/こだわり探究部門」
2,地域やまちの課題解決への思いに基づいた実践的な取り組みを応援する「まちづくり/ほっとけないこと実践部門」

のふたつを観点から、取り組みを募集します。

採択団体に対しては以下のようなサポートを行います。

1,高校生の実践活動インタビューなどを通じた情報発信のサポートを行います。
2,採択団体向けの説明会などで「意志あるお金の活用に関する使い方」を伝えていきます。
3,「誠実に取り組んだ上で失敗することも挑戦」と位置付け、柔軟な相談対応を行います。
4,選考委員には本助成を活用したことのある大学生・高校生をまじえ、若者目線からの審査を行います。

昨年度採択された高校生の活動例　木津高校 生活探究コース

「高校生の食生活を見直す」という課題意識からNPO法人と連携し、おにぎりの調理実習を行い、「おにぎり」の写真をSNSに投稿するとアフリカ・アジアの子どもたちに給食をプレゼントできる取り組みに参加。
https://note.com/incline_fund/n/n41f262f30132

昨年度採択された高校生の活動例　京都すばる高校 Fゼミ

授業の一環でまちの駅クロスピアくみやまにて、地域の企業さんとコラボしたオリジナル久御山産品の販売、親子向けワークショップ、キッチンカーの出店、その他企業さんの出店や地域の団体によるステージ、スタンプラリーの実施など。
https://note.com/incline_fund/n/nb9e3e7e9c007

昨年度採択された高校生の活動例　PAKPAK

ダイエット中の方や糖尿病の方が少しでも食の選択肢を広げられるようにしたいと思いから、酒粕と米粉を使用したカロリーを気にせず手に取りやすいグルテンフリーのスイーツを作り販売を実施。
https://note.com/incline_fund/n/nadd8ffd749df

事業に関する情報発信について

公募、活動の様子についての発信ホームページ
https://incline-fund.com/

公式instagram
https://www.instagram.com/kyoto_inclinefund/