活動内容 詳細
活動内容
2010.4.26
エスアールエムいのちの基金は保険代理店である株式会社エスアールエムの法人設立20周年を記念した寄付により設立しました。当財団第一号の冠基金です。
【保険では支えられないいのちのを守る事業を継続して支援】
この基金では、保険代理店の仕事の内容と、創業者でもある柴山孝社長の想い、社内の有志による議論を元に、いのちを支える事業を3年間継続して資金支援しました。
特に20年間保険代理業を営んできた中で、人の生死に関わる場面に数多く直面し、多くの方とともに悩み、ともに解決してきた株式会社エスアールエムのだからこそできる基金でした。
【支援先の団体と社会へ与えた影響】
この基金で、薬物依存症者の回復を支援するNPO法人京都DARCに助成しました。京都DARCはこの資金を活用し、以前から必要とされていた薬物依存症者の妻や夫、親や子どもなど家族のための心理ケアのために動き出しました。3年間で述べ403件の相談を実施し、相談者の心のケアはもちろん、相談者と依存症者との関係改善、さらには依存症者の回復に寄与しました。
京都DARCにとっては法人のステークホルダーの拡大、財政基盤の強化につながり、新たなプロジェクトとして依存症者専用の電話相談や女性の依存症者のためのケア施設などを開始できました。
【写真】
寄付者の株式会社エスアールエムと助成先のNPO法人京都DARC、京都地域創造基金の助成決定時のもの
左から株式会社エスアールエム 渋谷奈穂子、代表取締役柴山孝、NPO法人京都DARC 友杉明日香、加藤武士、京都地域創造基金 可児卓馬
