がん基金による支援先の成果

ご寄付の活かされ方 詳細

ご寄付の活かされ方 2016.11.28

がん基金による支援先の成果 遺贈寄付により設置されたがん基金。その資金でがん患者会の発足や運営を支えました。各団体の成果はこちらの通りです。※写真は頭頸部がん患者と家族の会・kyotoのサロン風景

団体名:頭頸部がん患者と家族の会・kyoto
助成額:30万円
事業内容:頭頸部がんの患者やその家族の患者会を京都に設立し、患者・家族にとって、安心して悩みや不安を語り合い、情報を交換することで、生活の質を高める機会を提供する。
成果:日本国内にまだ数件しかない頭頸部がん患者と家族のための患者会の立ち上げ、会を必要としている人に情報を届けるためにHPやリーフレットなどを作成した。HP では掲示板機能を活用して、悩みや不安を抱える患者本人や家族の相談を受けている。また2~3ヶ月に1度のペースで会員が集まれる患者会を開催し、 9名から18名の参加者が集まり、親交を深めた。今後はセミナーなどを開催し頭頸部がんについての社会的な認知を広める活動に取り組む。

団体名:しまうまサークル@関西
助成額:10万円
事業内容:神経内分泌腫瘍(NET)の患者自身が病気について正しい知識をもち、同じ病気に苦しむ仲間と親睦をはかり、医療関係者とともに生活の向上を目指すための患者会を運営する。
成果:発生者が10万人あたり3~5人と言われる神経内分泌腫瘍は、患者だけでなくの専門医の数も少ないため、患者が正確で最新の情報を得ることが非常に難しい。助成金を活用することで専門医による学習会を2回実施し、患者自身の治療の今後の展望が明らかになり、安心につながった。

団体名:京都ワーキング☆サバイバー
助 成 額:10万円
事業内容:働く世代のがん患者が、がん治療や就労に関する悩みや情報を共有し、いきいきと働けることを支援する。また将来的には就労をサポートすると共に、事業者や医療関係へ患者の声を届け、がんになっても働ける環境づくりを目指す。
成果:定例サロンを開催し、設立から1年でのべ70名が参加した。サロンではガン患者が雇用の悩みや金銭的な問題、心と体調、仕事への不安などについて、社会労務士などそれぞれの専門家相談と相談できた。また講演会を3回開催し、ガンと働くことについて周知することができた。

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